2005-08-19: 宝珠の守人 -浄化への一歩-

Revision as of 16:36, 31 May 2017 by BrianFreud (talk | contribs) (Created page with "{{InfoHeader UOFiction | title = 宝珠の守人 -浄化への一歩- | translation = Buddhist guard - a step towards purification - | type = BNN | author = }}<div class=...")
(diff) ← Older revision | Latest revision (diff) | Newer revision → (diff)


BNNMasthead.gif
Global Edition


宝珠の守人 -浄化への一歩- / Buddhist guard - a step towards purification -

Author: [[UO:]] Published: August 19, 2005



ユーの浄化へ向かって、様々なところで様々な人がその歩みを進めています。

これからその足跡をたどってみることにしましょう・・・。



Sakura・Yamato

Alex, the Member of the Expedition Team


どさり。

鈍い音を立てて、俺の身体は、本の山へと落ちていった。静かな部屋に、よく響く。

「これだけ世界中飛び回って・・・何もなしか・・・。」

思わず口に出る本音。続いて大きなため息が、無意識に出てしまう。

ケン(Ken)には、ため息なんかつくな!って、この前、大勢の前で言ったばかりなのにな・・・。

そう言えば、今日は定期報告の日だったか。・・・また落ち込むようなことになってなきゃ、いいけどな。

それにしても、情けない。あれだけ多くの人々が、古の里へ行くために頑張ってくれているというのに、俺達の方がこんなで、どうするんだ。

しかし・・・これはそろそろ本気で、手詰まってきたぞ・・・。

「やあ、アレックス(Alex)、お疲れ様。」

不意に後ろから呼ばれ、力無く身体を起こし振り返ると・・・噂をすれば何とやら。城まで報告に行っていたはずのケンが立っていた。

ここ最近の無理が祟って、顔はすこし痩せているが、その表情は・・・・・・明るい?

「いい事でもあったのか?」

「わかるかい!? 今日はすごかったんだよ。『灯台もと暗し』って、こういうことを言うのかな。」

子供のような笑顔で俺の横に座りワインの栓を抜くと、ケンは口早に、今、何があったのかを語り出した。


ケンがエレイン様(Elaine Bayfery)に、今日までのことを報告し終えた後、『進展がないことを、皆にもきちんと説明すべきだ』と言われ、ケンは共に城へ行っていたリューベン殿(Reuben)と、冒険者があつまる玉座の間に赴いた。

色々と覚悟して、真っ正直に、調査隊の現状を告げ・・・藁をも掴む思いで、冒険者に何らかの情報がないか、尋ねて見たところ・・・彼らは、口々に言ったそうだ。

『水晶玉に触れていると、小さな部屋に飛ばされる。そこには行ったのか?』

飛ばされる、だと? そんな話、俺は全然聞いていない!

二人とも、それは同じだったらしく、すぐに水晶のもとへ向かい、それに手を触れた。

その途端、目の前の景色が変わり、薄暗い、不思議な空間へと導かれた。

ケン達は驚いたが、どうやらこの現象は暫く前から起こっていたらしく、集まった冒険者の殆どは、落ち着いたものだったそうだ。

そして彼らは、堰を切ったように、その部屋に関する様々な情報を告げた。

やれ、そこの石碑に謎かけがあるだとか、そこの床下に本があるだとか・・・。

「一度に色々言われてね、少し混乱しちゃったよ。」

笑いながらケンが言う。それはそうだろう。誰だって、一度に色んな事が起きれば、混乱して当然だ。

それでもケンは、その情報を冷静に分析していたようだ。自覚してはいないようだが、話を聞いていれば判る。

今回はリューベン殿も、その情報分析に、一役も二役もかっていたらしい。ただのお貴族様かと思っていたが、そういうわけでもなさそうだ。イヨナ様(Iyona Kondo)が推すだけのことはある、ということか。

石碑にあった謎かけのほうは、どうやら既に、冒険者達の手によって解決していたようだった。

本がどうとかとも言っていたが、その本は、石碑の側の床下にあったんだとか。

少し床が薄くなっていたようだったから、ハンマーで思い切って壊して、取り出したそうだ。

「どこかに仕掛けがあって、その部分の床が、動くようになっていたらしいんだけどね。いつの間にか、動かなくなったんだって。」

「それって、大勢で弄りすぎて、壊れたんじゃないのか?」

「ははは、本当のところは判らないけど、古い仕掛けだったろうし、それも有り得ない話じゃないだろうね。」

一度見てみたかったんだけどな、と笑いながら、ケンは話を続ける。

取り出した本を持って城に帰り、開くと・・・そこには、一篇の詩が書かれていた。

ケンが一枚の走り書きを差し出した。その詩のメモだそうだが・・・


宝珠の守人 古の人


遙かに先の 人の子よ

古の地を求めるならば


光失いし宝玉に

再び光を導き灯せ


遙かに先の 人の子よ

大いなる樹を目指すのならば


己がその手で 岩を割き

己がその手で 輪を造れ


遙かに先の 人の子よ

古の人を求めるならば


力取り戻し 宝玉を

己が造りし 輪に捧げん


大いなる樹 輪と繋がりて

汝は出会わん 古と


宝珠の守人 古の人


汝はくぐらん 大樹への輪を

汝は行かん 古の里

「おい、これって!」

「そう。アドラナス様(Adranath)が教えて下さったあの詩に、よく似てる。それにその詩・・・、どう見ても、古の里への手がかりだろう?」

ごくり、と喉が鳴る。

ケンの言葉を余所に、俺はいつしか、この詩が示す何かを見出すため、必死になってしまっていた。

「・・・・・・ックス、アレックス。いいかな?」

「あ・・・あ、ああ、何だ?」

何度か呼ばれていたようだったが、肩を叩かれるまで、俺はそれに気付けなかった。

「楽しそうなところ悪いけど、もう、その詩をもとに、次に何をするかは決まっているんだ」

なんだ、もうそんなところまで、話は進んでいたのか・・・。俺の出番は、無いようだな。

「結論だけ言うよ。その詩が示しているのは、きっと、岩で門を造って、この水晶を捧げろ、ということ。そして・・・それをYewに造ることにした。」

言いながら、ケンはバックパックから慎重に、眩い輝きを放つ水晶玉を取り出した。

「すごいだろう? 前に、キミと一緒に見た時よりも、ずっと、強い輝きだ。」

蝋燭の炎よりも、月明かりよりも、もっと明るい輝きは、確かに俺とケンでこれを見にいった時とは、比べものにならない明るさを放っている。

この輝きは・・・マナの力だけでは、ない?

いくつもの考えが、頭の中を過ぎる。ケンじゃないが、一度に色んな情報が入りすぎた。それも、とびきり重要なものばかりが。

ぐるぐると思考が渦巻いていたが・・・はた、と我に返って、俺は軽く頭を振った。

・・・少し落ち着こう。次に成すべき事は決まっているって話だしな。

軽くため息をついて、俺は目の前に置かれた水晶玉に、無意識に手を伸ばし・・・

「あ、アレックス! それに触っ」



いきなり、目の前の景色が変わっていた。

薄暗い中、6個の光がゆらゆらと動く、小さな空間が目の前にあった。

「な・・・ここは・・・・・・。」

「触ったら飛ばされるって、言ったじゃないか。」

苦笑いしながらケンが言う。そうか、ここが、ケンの話にあった空間か・・・。

あの水晶に、こんな仕掛けがあったなんてな・・・。マナを集めるためだけにあるものかと思っていたら、こういうことだったのか。

多くのマナが必要だったのは、このどことも知れない場所へ人を転移させるためだった、ってことだろうか?

俺は・・・いや、調査隊全員、こんな展開など、考えていなかった。

なんだか、少し裏切られたような気分だ。だが、悪い気はしない。

「すごいだろう? この光があったところは、最初、石でできた木があったんだって。」

言いながらケンは歩き、ふわふわと浮かぶ光を示す。

「古の人は・・・僕たちが彼らの力を必要とする日が来ることを、知っていたのかな。」

そう呟きながら、ケンは奥のほうで止まり、、近くにあった石碑に、軽く触れた。

-我を解放せよ。されば、汝をこの地に導きしものの手により、大いなる樹への道は、開かれん。

我を・・・か。

俺には何故か、この一文は、ただの謎解きだけではないように思えた・・・。



Mugen・Hokuto

「・・・なあ、聞いたかよ!」

「いや、全く。」


カウンターの片隅をいつものように陣取る2人は、会話がないまま酒を黙々と飲んでいた。

たまらずジョージ(George)が沈黙を破ったのは、6杯目のワインが運ばれてこようかという時だった。


「なにが全くだよ、おめえが張り切って集めた臓器の話、どうなったか知ってるかよ」

「いや、全く。」


「臓器で人形を作るって話な、どうやら実験が行われたようだぜ。どっかで試作品が作られたってカミさんが言ってたな。」

「へえ」


「まだ実験つっても試作品だからよ、異世界へ繋がる連絡口なんざ開けなかったみたいだし、人形に入れた魂が古いとかで、大暴走して大変だったみたいだぜ。」

「へえ」


「いやでもしかしよ、今度は本番だって言うじゃねえか。いよいよお前の集めた臓器が役立つ時がくるんだぜ。嬉しいねえ。」

「いや、全く。」


ジャン(Jan)はそんな話どころではなかった。

臓器集めという大義名分のもと、自慢の包丁捌きをZombie相手に奮っていたまでは良かったのだが、勢い余って切り刻んだものは転職先の店主が大事にしていた荷馬。

せめてもの詫びにと、こんがり美味しく焼きあがった荷馬の肉を店主に差し出したが、笑って許す人物など、この世にいるはずもなかった。


「でもよう、魂が古いってのはなんなのかね。死んだ人間のものを呼び出すんだから、古いのは解りきってることじゃねえか。」

「ああ」


「新鮮な魂つったらよ、そのあたりの生きてる人間ぶち殺して、すぐさま人形さんに入れてやるぐらいしかできねえよなあ。ははっ」

「・・・生きた人間の魂?」


「そうよ、死ぬか死なないかの狭間だよな。まだピクピクしてるときのをよ、なんとかし・・・おいジャン、座れよ。いま包丁出すことねえよな。ちょ、おま、なにやってんだよ、座れ、な、落ち着けって。衛兵!衛兵呼んでくれ!ギャアアアアー」


ジョージは一目散に店を逃げ出し、残されたジャンはカウンターに座り直した。

「マスター、ワインを」

「ジャンさんの冗談は、たまに笑えないときがありますよ。」

渋い顔をしたマスターに、ジャンはニヤりと笑いながら答えた。


「冗談?あながちそうでもないかもよ。」




Asuka・Wakoku

小洒落た酒場のカウンターに肩を並べて座る2人。

カウンター越しに無口でワインを出すバーテンが目に入らない様子で話に夢中になっていた。


「なあ、リューベン(Reuben)、自分は調査隊の隊長として適任なのだろうか?」


「館長の七光りってか?気にするなよ。ボクは君が必死で彫刻家の娘を説得したのを見て思ったよ。隊長ってのは、熱いヤツが適任だと。」


「ユーを救いたいという熱い思いなら誰にも負けないさ。」


「ここまでは、ボクの予想通りの運びだったよ。」


「予想通りって、リューベン・・・君はいったい?」


「そんな顔で見るな。ボクはただの調査隊の隊員だ。 ちょっと頼りない隊長を助けるために隊員になった。」


「君は何か隠してるだろう?」


「隠しているかどうかなんてそのうち分かるさ。台座も完成は近いだろう。」


「ここまでは、冒険者みんなの協力が大きかった。ユーを救いたい気持ちはみんな一緒だ。」

言い終わるとケン(Ken)は一気にグラスを空にした。


「まぁまぁ、落ち着いて飲もうじゃないか? 君は何を恐れているんだ?」

ポトポトとワインをケンのグラスに注ぎながらリューベンは尋ねた。


「エネルギーが正しい方向に働けば扉は正しい方向に開くことだろう。いや、正しい方向に開くためにどうするのか? 自分の不安はそこなんだ。」


『霧に織り込まれ、歳月の帯は巻かれてゆく。しかし我は同朋に言う「彼らはここにいる」と』


「君は憶えているだろう?君の探したこの詩にきっと答えはある。」


「リューベン・・・自分は試されているのか?」


「隊長、ボクは隊長の熱い思いが必ず古の種族に伝わると信じてますよ。」


静かに時は流れた。

気がつけば何本目かのボトルが空になるころ酔いつぶれたケンを抱えるリューベンの姿があった。


「隊長、帰りましょう。」


「君は生意気だが良いヤツだ・・・むにゃむにゃ。」


2人の男が語り明かした夜は月明かりがぼんやりと帰り道を照らしていた。

遠い古の時代にもこの明かりはここを照らしていたに違いない。



Mizuho・Izumo

Jonathan, the Waiter of the Blue Boar


「あの兄ちゃ・・・いや、隊長さんとやらはもうちょっと体を鍛えないといけないよなぁ。」

ブルー・ボアにやってきた客は、ワインをぐびっと飲み干して言った。

ごつごつの手で握られた割には、空になったワイングラスは優しくテーブルの上に置かれた。

「隊長さん・・・ですか?」

次のワインを注ぎながら聞くと、その客は事の経緯を教えてくれた。


「ああ、隊長っつのがケン(Ken)って若造なんだけどよお、なんだっけか?ユーを浄化するために何か頑張ってるらしいんだよ。その時俺はガーゴイルシティーに行ってたんだけどよ、評議会だか何だかの招集でたくさん冒険者が俺を迎えに来たのさ。」

はて・・・この初老の老人に評議会が?そんな疑問を抱きつつその話の続きを聞いた。

「貴方を呼ばれた理由って何だったんですか?」

「ああ、俺は細工師でさ。俺の腕を見込んで頼みたい事があったんだってよ。まあ、迎えに来た冒険者達ってのが礼儀正しかったし、隊長さんも熱心だから引き受けた仕事だったけどな。」

そう話す彼の腰の道具袋には、一つのハンマーが無造作に突っ込まれていた。

ワイングラス越しに見えるハンマーの先は、何だかキラキラ輝いていた。

「そして隊長さんが言うんだよ。集めた宝石を粉砕して欲しいと。まあ、俺の力を使えば雑作ないことだけどな。何やら小難しい言葉を隊長さんが言った後に、俺が宝石を粉砕したってわけさ。しかし・・・粉々にした宝石に魔法の言葉が加わるとあんなに綺麗なもんなんだな。」

ワイングラスを光に透かしながらその時を思い出したように話す客。

「私も仕事がなかったら現場で見てみたかったものですよ。」

そんな風に言うと、その客は少し表情を暗くして言った。

「・・・そこまではよかったんだけどよ、何かその試みは最後まですんなり進まなかったんだよ。」

「おや、何かありましたか・・・」

「あの装置・・・ユーを浄化する為に誰とかに会いに行くとか・・・そう、ポータルだったかな。それを開く最後の段階で、隊長さんは精魂尽きてしまったみたいでよう。なんてーか、その、未完成だったんだとさ。」

「そうだったんですか・・・」

しばらく沈黙が続いた。客は再びワイングラスを空にし、私は無言でワインをなみなみと注いだ。

「あの・・・それでそのポータル、でしたっけ?それはどうなるんです?」

「さあな。隊長さんがまた調査するって言ってたけどよ。どっちにしたってあの隊長さんの体力が回復するのを待つほうが先だろうな。あいつはもっと鍛えないと・・・」

酔ってきたのだろうか。客は同じ話を数度繰り返していた。


「あまり飲みすぎると、明日のお仕事が大変ですよ?」

「ふん、俺は何十年も細工師で食ってるベテランよ。明日にはまた元気に仕事に戻るさ。」

しまった・・・気を悪くさせてしまっただろうか?少し困った私はその客の顔をのぞきこんだ。

「・・・でもまあ、あんたの言う事も正しいかもな。ほれ、お代は置いていくぜ。」

小銭を受け取っている間に、その客はワイングラスの中にハンマーにくっついていた何かを入れていた。

「これもおまけだ。お前さんも休みの日にでもユーに行ってみるといいさ。」

客はそう言ってドアを開けて去っていった。

それを見送った後で、片付けようとしたワイングラスを見て私は驚いた。

ワイングラスの中には、ダイヤ、サファイア、エメラルド、ルビーの破片がたくさん入っていた。



Various people are progressing their steps in various places toward purifying Yu.

Let 's follow that footprint from now on ....



Sakura · Yamato

Alex, the Member of the Expedition Team


Stubbornness.

With a dull sound, my body fell to the mountain of the book. Echoes in a quiet room.

"Just flying all over the world ... what is nothing ..."

Honest voice that comes into my mouth without thinking. Subsequently, a big sigh exits unconsciously.

Do not sigh at Ken (Ken)! Well, before this, I just told you in front of a lot of people ....

By the way, was today the regular reporting day? · · · I hope it does not stop falling again.

Even so, it is miserable. Even though so many people are trying hard to go to the old village, we are such people and what to do.

But ... this is about serious, it's got stuck in hand ...

"Hi, Alex, cheers for good."

Unexpectedly called from behind, looking up and raising the body without power ... what will you do if you rumored. Ken was supposed to have gone to the castle until the castle.

The recent impossibility pierced, the face is a little thin, but its expression is ... bright?

"Was it also a good thing?"

"Do you understand?" Today was amazing, I wonder if you say "Doing a lighthouse" like this. "

When I sit beside me with a smile like a child and pull out the wine's stopper, Ken told out what happened now, quickly.


After Ken finished reporting to Elaine Bayfery until today, "It should be explained to everyone properly that there is no progress", Ken was going to the castle with Louben We went between the temple (Reuben) and the throne where the adventurer gathered.

They were prepared to various things, to be honestly informed of the current situation of the survey team ... as well as grasping the straw, they asked the adventurer whether there was any information or something ... they said to their mouth That's it.

"When you touch a crystal ball, you are blown into a small room. Did you go there? "

Is it said to be skipped? Such a story, I have not heard it at all!

Both of them seemed to be the same, immediately headed to the crystal and touched it.

As soon as the scenery changed in front of us, it was led to a dark, mysterious space.

Ken were surprised, apparently this phenomenon seemed to have happened a while ago, and most of the adventurers who gathered have been calm.

And they told us various information about the room, as if we had weeded.

Do it, there is a mystery in the stone monument there, and there is a book under the floor there.

"I was told variously at once, I got a bit confused."

Ken says while laughing. It would be so. Everyone, if various things happen at once, it is natural to be confused.

Still, Ken seems to have calmly analyzed that information. It does not appear to be aware, but you can tell by listening to it.

This time Louben also seems to have played both roles and two in information analysis. I thought he was just a lord, but he does not seem to be like that. Iyona-sama (Iyona Kondo) says that there is something more than that.

Apparently, the mystery in the stone monument seemed to have been solved by the hands of adventurers.

It was said how the book was, but the book was under the floor on the side of the stone monument.

It seemed that the floor was a bit thinner, so I hurriedly broke it with a hammer and took it out.

"It seems that there was a trick in somewhere, and the floor in that part was supposed to move, but it did not move unexpectedly."

"Was it too torn by a lot of people and it was broken?"

"Hahaha, I do not know the truth, I guess it was an old gimmick, that is not a good story, either."

Ken continues talking while laughing that he wanted to see it once.

When I got back to the castle with the book I took out and opened it ... There was a poem written.

Ken presented a scribbling note. It seems to be a memo of that poem ...


Buddhist guardian old man


Son of a man ahead of me

If you seek old land


Lose light and become a jewel

Led again to light


Son of a man ahead of me

If you aim for a big tree


I broke a rock with my hand

Create your own ring with your hand


Son of a man ahead of me

If you are looking for old people


Strength regain jewels

I dedicate it to my circle


Connected with the big trees

Thou encounter old and


Buddhist guardian old man


Thou ring the circle to the gigantic trees

You will not go Old village

"Hey, this is it!"

"Yes, it closely resembles that poem that Adranath taught, and that poem ... how can it be a clue to an old village?"

Goroku, throat rang.

To the extent of Ken's words, I was desperately trying to find something that this poem shows somewhat.

"... ..., Alex, is it OK?"

"Ah ... Oh, oh, what is it?"

It seemed to have been called several times, but I did not notice it until I beat the shoulder.

"It's bad, but it's already decided what to do next, based on that poem."

What ah, was the story going on to such an extent? I do not seem to have a turn.

"I will only say the conclusion that the poem shows that you must build a gate with rock and dedicate this crystal ... and decide to build it on Yew."

As I said, Ken carefully pulled out a crystal ball that shines dazzlingly from the backpack.

"It's amazing, it's a strong shine all the time longer than I saw with you."

The brighter shine than the moonlight rather than the candle flame is certainly a brightness that is not comparable to when I went to see this with Ken.

This shine ... Is not it just the power of mana?

Several ideas go beyond my mind. Not Ken, but various information entered too much at once. Even so, things that are most important and important.

Though thought was swirling round and round, ... returned to me, yes, I waved my head lightly.

... Let's calm down a bit. It is a story that the next thing to do is decided.

Lightly sighing, I stretch out my hand unconsciously to the crystal ball placed in front of me ...

"Oh, Alex, touch it"



Suddenly the scenery in front of me was changing.

In the dark, six lights swaying, a small space was in front of me.

"No · · · Here ...."

"You told me that you would fly away, did not you say?"

Ken says with a bitter smile. I see, this is the space that was in the story of Ken ....

I heard there was such a mechanism in that crystal. Were you wondering if it was only for collecting mana, was it such a thing?

Was it necessary to have many mana in order to transfer people to this unknown place?

I ... No, I did not think about all the research team, such as development.

Somehow, I feel like I was betrayed a bit. However, I do not feel bad.

"Where is this amazing? At first, there was a tree made of stone."

As I say, Ken walks and shows the light floating as fluffy.

"Old people ... I knew that the day will come when we need their power."

So while muttering, Ken stopped at the back, lightly touching the stone monument that was nearby.

- Release me. Then I will lead you to this land and the way to the great trees will not be opened by the hand of things.

Do you ...?

For me it seemed to me that this one sentence was not just a mystery solving ....



Mugen · Hokuto

"... Hey, have you heard!"

"No, absolutely."


The two who crammed the corner of the counter as usual were silent drinking without conversation.

George cried out silence when it was time for the sixth cup of wine to be carried.


"What do you know at all, do you know what happened to the story of the organs that we gathered up with?

"No, absolutely."


"It's talking about making dolls with internal organs, apparently the experiment seems to have been done, Kami-san said that it was somewhere that a prototype was made."

"Well"


"Because it is a prototype even after experimenting, it seems that we could not open the connecting port that leads to a different world, and the spirit in the doll was old, it seems to have been a big runaway and tough."

"Well"


"Oh no, but this time it's real, the more time the organs you gathered will be useful, it will be a pleasure."

"No, absolutely."


Jean (Jan) was far from the story.

Under the cause of collecting organs, it was good until I was struggling with the Zombie opponent 's handling of knife disposal as a pride, but the thing that chopped up momentum is the horse that the shopkeeper who changed jobs cherished.

To my apologies for a long time, I gave the shopkeeper a meat of deliciously roasted horse, but I could not have been in this world such as a person laughing and forgiving.


"Well, what kind of soul is old like you, because you call something of a deceased person, is not it obvious that you are old?"

"Ah"


"If you put a fresh soul, you can only kill the living human being around that and put it in a doll soon."

"... ... the soul of a living human?"


"Oh yeah, it's a gap between death and dying ... When you are still picky, somehow ... Jean, sit down, do not be putting out knives right now, sorry, what are you doing But, sit down, calm down. Guards! Call the guards! Gairarea "


George escaped the store at once, and the remaining jean sat back at the counter.

"Master, wine"

"Mr. Jan's joke sometimes does not make you laugh."

Jean replied, smiling with a smile, to the master who had a frightening face.


"Joke? It may not be that way."

Asuka · Wakoku

Two people sitting side by side with a small fancy bar counter.

I was absorbed in the story with the appearance that the barman which gives out wine in a retroactive way through the counter is not seen.


"Well, Reuben, is he the right person as the captain of the research team?"


"Do not worry about the director of the director ... I thought I saw that you persuaded the daughter of a sculptor desperately.The captain is that the hot guy is right for him."


"If you have a passionate desire to save you, you will not lose to anyone."


"Up to this point, it was as expected by me."


"As you expected, Lueben ... what on earth are you?"


"Do not look on such a face, I am a member of a mere investigator, I became a member to help the captain who is not depending on a bit."


"Do you hide something?"


"I understand if it's hidden or not, the pedestal is near completion."


"Up to this point, the cooperation of all the adventurers was great, all of the desire to save you is all together."

In the end of the story Ken (Ken) made the glass empty at once.


"Oh well, let's drink calmly, what are you afraid of?"

Louben asked while popping potato and wine into Ken 's glass.


"If energy works in the right direction the doors will open in the right direction, no, what will you do to open in the right direction? Your anxiety is there."


"It is woven into the fog, the belt of years gets rolled. But I say to him, "They are here"


"Do you remember? There surely is an answer to this poem you searched for."


"Lueben ... Are you tried?"


"Captain, I believe the hot feelings of the captain will surely be transmitted to the old tribe."


Quietly the time passed.

When I noticed some bottle was empty, there was a figure of Lueben holding a drunken Ken.


"Captain, let's go home."


"You are cheeky but a nice guy ... Mumbo ..."


On the night the two men spoke, the moonlight was idly illuminating the way home.

This light must have been shining here also in the distant old times.



Mizuho · Izumo

Jonathan, the Waiter of the Blue Boar


"That older brother ... No, I guess the captain and others have to train a bit more."

The customer who came to the Blue Boa drank the wine and said it.

In spite of being grasped by rugged hands, the emptied wine glass was gently placed on the table.

"Captain, are you ...?"

While listening to the next wine, that customer taught me the circumstances.


"Oh, the captain is Ken, I'm a young man, but what is it, I guess I'm doing something to purify you, then I went to Gargoyle City Many adventurers came to pick me up with convocation meetings or something.

Okay ... Council for this elderly old man? While listening to such a question, I heard the continuation of the story.

"What was the reason you called you?"

"Oh, I am a workmaker, I had something I wanted to ask in anticipation of my arms.Well, the adventurers who came to pick me up were polite and the captain also was enthusiastic I was at work. "

In the tool bag of his waist, so talking about, one hammer was casually thrust.

The tip of the hammer that looked through the wine glass was somewhat shining.

"And the captain says, I want you to crush the gems that I collected ... Well, it's not a complication if you use my power ... After the captain says something little difficult words, I got a jewel I mean it was crushed ... But ... It is so beautiful when magical words are added to shattered jewels. "

A customer who talks as if I remembered that while watching a glass of wine.

"I also wanted to see it on the scene if I did not have a job."

To put it that way, the customer made his face a little darker and said.

"... It was good that far, but that attempt did not go smoothly to the end."

"Oh, there was something ..."

"That device ... I'm going to meet someone to purify you ... So it was a portal ... At the final stage of opening it, the captain seems to have exhausted my soul. Or, that, it was incomplete. "

"Is that so···"

Silence continued for a while. The customer emptied the wine glass again and I silently poured the wine in silent.

"That ... ... So that portal, was it? What about it?"

"Well, I said that the captain says to investigate again, which one it would be better to wait for that captain's physical strength to recover, which one he would not train ..."

I wonder if I got drunk. The customer repeated the same story several times.


"If you drink too much, tomorrow's work is hard work?"

"Well, I am an experienced teacher for decades, I'm going back to work again tomorrow."

Did it happen ... made you feel bad? I was a little in trouble, I looked into the customer's face.

"... Well, what you say is correct, huh, we will leave the future."

While receiving the change, the customer had put something stuck on the hammer in the wine glass.

"This is also a bonus, you should go to You even on a holiday."

The customer said so, opened the door and left.

I was surprised to see the wineglass that I tried to clean up after I saw it.

In the wineglass was a lot of fragments of diamonds, sapphires, emeralds and rubies.